第55回セミナー
「セールススキルを最速で向上させる方法」
〜税理士・社労士の先生方へ〜
先生、日々の商談でこんな思いをされたことはありませんか?
「顧問契約の打診はできたのに、最後の一歩で断られてしまう…」
「相手にニーズはあるはずなのに、なかなかYESが出ない…」
実はこうした悩みは、先生だけのものではありません。多くの税理士・社労士の方々が直面しています。そして、この壁をどう乗り越えるかが、成約率を大きく分けるポイントになります。
今回のセミナーでは、マッチング商談を成功に導くためのセールススキルを
最速で高める方法を、具体的なステップに沿って整理しました。
1. セールススキル向上の本質
まず押さえておきたいのは「商談で抵抗が起きるのは当たり前」だということです。実際にデータを見ても、85%以上のお客様が「契約にはまだ早い」と感じています。
重要なのは
事前に抵抗を減らす準備と、出てしまった抵抗にどう対応するか。
- 商談の前に信頼関係を築くこと
- 心の準備と再クロージングの型を持っておくこと
例えば「まだ必要ない」と言われても、それを鵜呑みにせず「他の先生方も最初はそうおっしゃっていましたが、導入後は業務がこう変わりました」と事例を添える。こうした対応を繰り返すうちに、スキルは確実に磨かれていきます。
2. マッチング件数の最大化戦略
次に大切なのは、そもそも
商談の母数を増やすことです。件数が少なければ経験も積めず、成約率の安定化にはつながりません。
ここで最も重要なのが「ファーストコンタクト」。初回接触の印象で、その後の流れが大きく変わります。
- リラックスした雰囲気づくり:「まずはお話を聞かせてください」と柔らかく始める
- ストレートすぎる質問を避ける:「税理士を探していますか?」ではなく「最近どんなことでお困りですか?」と聞く
- 「ざっくばらんに」トーク:構えすぎずに本音を引き出す
この3つを意識するだけで、商談件数は格段に増えていきます。セミナー参加者からも「これを意識しただけでアポが倍になった」との声がありました。
3. 顧客からの「アウト」への対応
どれだけ準備しても「税理士は今必要ない」「顧問料が高い」と言われることは避けられません。重要なのは、
断られた瞬間を終わりにしないことです。
例えば「税理士は今は必要ない」と言われたら、共感しつつ再提案します。
「確かに今すぐ必要ではないかもしれませんね。ただ、他の飲食店のオーナー様も同じようにおっしゃっていましたが、資金繰りの段階で税理士が必要となり、その後スムーズに経営が進みました。」
こうした「共感+具体的な事例」で、相手の頭の中に“次のステージでの必要性”を描かせます。
また「顧問料が高い」と言われた場合には、「安い・高い」ではなく「どんな効果が得られるか」を説明すること。リスク回避や資金調達支援といった付加価値を提示すれば、価格の議論から価値の議論へと変わります。
4. セールススキルの最速向上法
最後にお伝えしたいのは
「断られた後こそ最大のチャンス」という考え方です。
顧客に断られた瞬間にもう一度提案できるかどうか。この力こそが、スキルを最速で磨く鍵となります。
- 断られた後の対応回数が多いほど、スキルは向上する
- 顧客のアウトに共感しながら再提案できる人が、最終的に勝つ
セミナーでは「断られてからが勝負」という言葉が繰り返されました。商談の場数をこなし、型を持ち、再クロージングを繰り返す。これが唯一の近道です。
さらに、効果を高めるためには「具体的な事例」を事前に用意しておくこと。例えば「融資を検討した段階で税理士が必要になり、スムーズに契約に至った」など、実体験に基づいた事例を持っておけば、相手の心に強く響きます。
まとめ
セールススキルは特別な才能ではなく、
実践と工夫の積み重ねで磨かれるものです。
- 抵抗は起きるものと心得る
- 初回接触で母数を増やす
- アウトを再提案のチャンスに変える
- 断られてからが勝負だと理解する
これらを意識して行動すれば、商談は必ず変わります。そして、この積み重ねが
顧問契約という成果につながっていきます。
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